京都のお水はやわらかい軟水、宇治のお茶がよくあいます。
「お茶を淹れる」という言葉は、「入れる」という意味ではなく、火から降ろし冷ましたお湯で、急須に入れた茶葉を浸してお茶を作ることをいうそうです。
東屋さんの丸急須を我が家でも愛用しています。グレーのような朱泥(無釉)が木や塗りの色にシックに調和して、ちょうどいいコンパクトさと、さらさらとした手触りが、お茶を淹れるひと時を丁寧にしよう、という気持ちにさせてくれます。
お茶の旨味が凝縮された最後の一滴を逃さないため、急須の内側には小さい穴が沢山開いていて、茶葉の目詰まりを押さえて、お茶を最後まで出し切る工夫がされています(茶漉しが必要ありません)。
蓋は蓋すりという技術でピッタリ収まるよう調整されていて、
指で軽く押さえていれば、お茶がもれてくることもありません。
愛知県常滑の土は空気をふくみやすく、ふんわり淹れてくれる気がします。
普段使いで、気軽に、お使いいただけるおすすめの急須です。
丸急須 黒¥4,600 (税込)
今回お湯のみに使用しているのは、実は染付の蕎麦猪口です。
染付蕎麦猪口 瓔珞 ¥1400 (税込)(写真左)
染付蕎麦猪口 鳥と木¥1400(税込)(写真右)
御来店、お問い合わせをお待ちしております。