
今期2013AWに新しく展開させていただく「susuri(ススリ)」の御紹介です。
susuriはエスペラント語で、さらさらという流れるような音を意味しているそうです。京都に古くからある神社に流れてる清流のような感じでしょうか。デザイナーは齋藤龍也さん。男らしい女らしいというジェンダーの壁を感じさせない不思議な存在感のある洋服をつくります。
エスペラント語って、実はあまり耳にすることがありませんよね。自然に存在している言葉ではない人工語、だからです。むかしエスペラント博士が、国際的にコミュニケーションがとれる第2の言語として、この言葉をつくりました。国が大きいか、小さいかではなく、あらゆる人が同じ立場で通じ合うことができるニュートラルな言葉です。
宮沢賢治の話の中に出てくる、東北地方の架空の地名の不思議な響き。昔からその響きにどことなく惹かれるものがありました。宮沢さんは、東北地方の地名をエスペラント風に表現していた、という話があります。
「イーハトーヴォ」← 岩手県
「シオーモ」← 塩竈市
「センダード」← 仙台市
「ハームキア」← 花巻市
「モリーオ」← 盛岡市
これから少しずつブログでも商品の御紹介をしていきます。
よろしくお願いいたします。