唐長は、寛永元年(1624年)京都に創業した江戸時代より続く唐紙屋さんです。雲母唐長 KIRA KARACHO は唐紙師トトアキヒコさん、千田愛子さんがプロデュースするブランド。唐長文様の世界観と色あいを現代的な感性で再解釈し、商品開発やプロダクトを通して唐長文化・唐紙を現代から未来へと伝える活動をされています。
当店は京町家の二畳の間と土間という空間に、時にはモード色の強いアイテムを展示するといった、現代と伝統の乖離と融合という難しいテーマにたいし、雲母唐長さんが納めてくださった唐紙は一つの調和をもたらしています。銀鉛がかったチャコールを背景に、花鳥立湧という奈良の正倉院にもみられる古典柄がターコイズブルーに染められ、とても個性的で美しいふすまです。
KIRA KARACHOさんのブログとHPに当店の御紹介をいただきました。
http://staff.kirakaracho.jp/?p=69
ありがとうございます。
紙一枚という厚さの中に、何層にも塗り重ねた地色や、古典の柄が持つ神話的物語性、雲母の放つ光のなかにどれだけの世界が広がり潜在しているのだろうと想像するのも楽しみです。

ぜひ、KIRA KARACHOさんのブログのぞいてみてください。