ASEEDONCLOUDハンドベーカー プレスマンシャツ
いわゆる作業着でもなく、どこにでもあるカジュアルウェアでもない。
仕事で着れて、きちんと芯の通ったスタイルのある服。
ハンドベーカーは、デザイナー玉井健太郎が目指す
「普段着に適した、普遍的なワークウェアー」のブランド。
玉井さんはアシードンクラウド(雲に乗った種)という名のブランドを率いているのだがそこでもテーマは仕事着。
毎シーズン玉井さんが物語をつくり、
その物語の登場人物が来ている仕事着を
想像力を思いっきり広げて広げて、服をデザインする。
そこでデザインされた服は、モード色の強い、
時代性を表現した服である傾向があり、
人によっては普段使いとしては着る場面が限られるとか、
着こなすのが自分には難しそうと敬遠する人もいる。
それに対して、このハンドベーカーはもう少し普段着として
本当に使いやすくて、
仕事の相棒として日常的に心身を支えてくれる服を目指している。
一言で言えば実直でかっこいい服、ともいえる。
この2018年秋冬コレクションから、Handwerkerはカタログを印刷し
今後シーズンごとに作っていくそうです。
A3サイズ両面印刷の四つ折りで、第一号のタイトルは「Pressman Shirt」。
表紙に登場しているのはグラフィックデザイナーの高田唯さん。
デザイン事務所「Allright Graphics」を営み、
自ら活版印刷の機械を動かし印刷作業もしています。
その高田さんが表紙で来ている黒いシャツ。
胸にペンをさして微笑みながらすくっと立っている姿が、
ここで紹介するPressman Shirtなのです。
このプレスマンシャツは玉井さんと高田さんの対話から生まれました。
高田さんの要望は印刷作業で着れるユニフォーム。
特徴は
1.インク作業でも汚れが目立たない黒
2.着脱がしやすいスナップボタン
3.作業中に袖が邪魔にならないようにリブ編みの袖先
4.道具を入れるポケットはかがんでも中身が落ちない腰の後ろに
5.胸にはペンやカッターが入るペン差し
とても機能的です。
単に機能的なだけなら普通に売っている作業服と変わりませんが
そこは玉井さんのデザイン。
後ろ身頃がやや長めになっていて少しタルっと垂れた感じになっていたり、
スタンドカラーの立ちが少ないけど、きちんとした印象にまとまっていたり、
背中中央のギャザーが繊細な印象だったりと。
ASEEDONCLOUDとしてのクオリティーは確立されています。
仕事のあり方が多様化している中、自分らしいスタイルや、きちんとした感、おしゃれを楽しめる仕事着はどんなものなのか?
その答えをこれからもHandwerkerはいろいろな形で見せてくれることでしょう。
高田さんのインタビュー記事も載っているHandwerkerのカタログ、実店舗店頭にて配布中です。数に限りがございますので、お早めにご来店ください。
bland:ASEEDONCLOUD Handwerker
number:#182614
item:プレスマンシャツ
quality:polyester65%、COTTON35%
color:Black
size:M、L
price:20,000円+TAX
size M:肩幅46㎝、袖丈61㎝、身幅54㎝、着丈73㎝
size L:肩幅48㎝、袖丈62㎝、身幅57㎝、着丈75㎝